日本山岳文化学会大会
第19回大会(2022年度)
第19回大会(2022年度)
会期 2022年11月26日(土) 12:15~16:30
会場 東京慈恵会医科大学・2号館901号室
実行委員長 中岡 久
プログラム
[セッションⅠ 座長:中島智舟]
〇北アルプス乗鞍岳高山帯における気温と地温の観測(佐々木明彦:地理・地名分科会)
〇北米大陸西岸、カスケード山脈とその南方の火山群(長谷川裕彦:明星大、由井将雄:明大明治中・高、高橋伸幸:北海学園大)
〇富士山頂における酸素補給水が低酸素症に及ぼす効果―脈拍数、動脈血酸素飽和度、抹消組織酸素飽和度の変化―(野口いづみ:東京高尾看護専門学校)
[セッションⅡ 座長:諏訪部豊]
〇ボランティアによる登山道整備の課題と可能性―中部山岳国立公園における取組を
事例として―(堀 彰穂:名古屋大学大学院)
〇新しい登山道整備の試みの可能性と課題(田渕義英:福島工業高等専門学校)
〇関東及び近県の山に垣間見る民衆史の断面Ⅰ(谷田川武:山岳宗教・民俗分科会)
[セッションⅢ 座長:込田伸夫]
〇(中国)青海チベット・アムドの自然と人々の生活(長岡正利)
〇世界の聖山シリーズ、各論のⅠ:ボン教の聖山で世界最高峰チョモランマ(黒田洋一郎)
〇信仰の山に関連する神社仏閣の特色ある「御守り」(森山安治:山岳宗教・民俗分科会)
[ショートスピーチ 座長:菅澤雄大]
〇コロナ禍3年目の槍ヶ岳山岳診療所(齋藤三郎:山岳医学医療分科会)
〇岳書の行方―故上田茂春氏の遭難関係・遺稿追悼文献を入手して(中岡久:文献分科会、登山家研究分科会)
〇茨城県北ジオパーク(酒井國光:山岳地域研究分科会)
会場内デモ 「WOX(ウオックス):飲む酸素」の試飲
第18回大会(2021年度)
第18回大会(2021年度)
会期 2021年11月27日(土)10:15~16:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木会館2号館南講堂
実行委員長 山森欣一
プログラム
【セッションⅠ 座長:中島智舟】
〇中国南部貴州省の少数民族の人たちとその生活(長岡正利)
〇ヨーロッパ諸国の山岳会設立と時代状況をめぐって(飯田年穂)
〇谷文晁の日本名山図会に描かれている山、分類調査(森山安次:山岳宗教・民族分科会)
〇東丹沢に印された山岳古道 ―近代登山以前に縦走した人びとの足跡を追う―(砂田定夫:登山史分科会)
【セッションⅡ 座長:込田伸夫】
〇風雪のビヴァークとその関連本から読み解く松濤明(諏訪部豊:登山家研究分科会)
〇戦後の社会人山岳団体の様相 ―目で見る日本登山史・登山年表から―(山森欣一:登山家研究分科会)
〇鉄驪の峰に魅せられた恩田善雄 ―東京白稜会と甲斐駒ケ岳―(中岡 久:文献分科会、登山家研究分科会)
〇山岳地域研究集団「黒部の衆」(酒井國光:山岳地域研究分科会)
【セッションⅢ 座長:諏訪部豊】
〇鳥海火山、東鳥海火山体の形成年代(佐々木明彦:地理・地名分科会)
〇再び登山道下山中の事故について(中川和道:神戸大名誉教授、青山千彰:関西大名誉教授)
〇新型コロナウイルス感染症と登山者―2021年登山者アンケート調査より―(福井英次郎:明海大、山新真人:埼玉県山岳・スポーツクライミング協会、嶌田聡:日本大、後藤慎吾:常葉大、悳秀彦:了徳寺大)
【ショートスピーチ 座長:諏訪部豊】
〇新型コロナウイルス禍での槍ヶ岳山岳診療所(齋藤三郎:山岳医学医療分科会)
〇谷川岳南面、谷川本谷の氷河地形(予報)(長谷川裕彦:明星大、渡邊 賢:専修大学付属高)
第17回大会(2019年度)
第17回大会(2019年度)
会期 2019年11月16日(土)8:55~17:30、17日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木会館2号館南講堂
実行委員長 長谷川裕彦
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:横山秀司]
〇蔵王火山の亜高山帯針葉樹林における積雪の動態(佐々木明彦:地理・地名分科会)
〇山岳地域における炭焼きの痕跡と植生景観への影響について(西条 潔:宮城教育大学)
〇丹沢札掛の森と歴史(永森邦雄:丹沢資料保存会)
〇明治期苗場山麓地域の郵便ネットワーク(高野宏峰:中央大学・院)
[セッションⅡ 座長:田渕義英]
〇『越後土産 山見立大角力』の山(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
〇今西錦司と北海道の山(高澤光雄:登山家研究分科会)
〇世界の聖山①総論―『私の世界百名山』より(黒田洋一郎)
〇「登山家」を考える視点についてー小島烏水を例としてー(砂田定夫:登山家研究分科会)
[招請講演 座長:長谷川裕彦]
〇『自然に学べ、本にではなくー日本の山はどのように調べられてきたかー』
(小疇 尚:明治大学名誉教授)
[セッションⅢ 座長:後藤慎吾]
〇ピッケル収集のまとめー200本集めて分かったこと―(諏訪部豊:ウッドシャフトピッケル研究分科会)
〇高峰登山とナショナルリズム(中川 裕:日本ヒマラヤ協会)
〇平成時代(1989-2019)、社会を震撼させた山岳遭難事例と検証(野村 仁:遭難分科会)
〇冒険における自由概念についての検討(田渕義英:福島工業高等専門学校)
[セッションⅣ 座長:高野宏峰]
〇神仏習合の面影を今に残す五箇山白山宮「33年御開帳・式年大祭」の報告(長岡正利)
〇筑波山の廃仏毀釈を免れた椎尾山薬王院の宝・東国最大最古の仁王像(古林 治:白樺教育館)
〇富山県の古道「道宗道」を歩く(平田清志:文学・芸術分科会)
[ショートスピーチ 座長:佐々木明彦]
〇円筒形を成して聳ゆる槍ヶ岳(飯田年穂:明治大学名誉教授)
〇槍ヶ岳登山者の実態および登山に関する意識調査―槍ヶ岳でのアンケート調査から(5)―
(後藤慎吾:常葉大学)
〇筑波山地域ジオパーク(酒井國光:山岳地域研究分科会)
〇「The Himalayan Database」から見えるネパール・ヒマラヤ登山の様相(伊東満:ヒマラヤ登山分科会)
〇群馬鳴神山と佐渡金北山の自然環境(主に植生)と環境変化(谷田川武:文献分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 司会:長谷川裕彦]
〇今、日本の山の自然と環境を考える 主管:自然保護・環境保全分科会
*シンポジウムの趣旨説明及び
わが国の山岳における自然破壊と環境保全(横山秀司:九州産業大学)
*自然保護・環境保全とは?―山通いの中で考えたこと―(高橋伸幸:北海学園大学)
*神奈川県・丹沢山地における自然再生の取り組み
ー県民・専門家・行政の三者協同による活動モデルー(野村 仁:遭難分科会)
*北アルプスの自然保護・環境保全の現状と展望
―上高地と雲ノ平を事例にして―(若松伸彦:東京農業大学)
*南アルプスにおける近年の自然保護・環境保全問題
―特にニホンジカ食害とリニア新幹線問題について―(長谷川裕彦:明星大学)
*国立公園およびユネスコエコパークを中心とした九州の山岳における
保護・環境保全の現状(小山拓志:大分大学)
*質疑応答・総合討議
展示発表
〇越後輿地全図より
「妙高山」、「蒲原郡の津川宿」、「蒲原郡の櫛形山」、「彌彦山」、「飯豊山」、「三面山」、「蒲萄山」
(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
第16回大会(2018年度)
第16回大会(2018年度)
会期 2018年11月17日(土)8:55~18:00、18日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木会館2号館南講堂
実行委員長 悳 秀彦
第1日目のブログラム
[セッションⅠ 座長:佐々木明彦]
〇山岳文学を読む:南木佳士『草すべり』(平田清志:文学・芸術分科会)
〇戦前期における深田久弥の山岳小説(中村誠:文学・芸術分科会)
〇世界における白山山名分布とその持つ意味(西嶋錬太郎:白山神駈道登山文化振興会)
〇各地での白山開山1300年祭礼(2017年)と関連の催し(長岡正利)
[セッションⅡ 座長:長谷川裕彦]
〇北海道の登山界で活躍した加納一郎(高澤光雄:登山家研究分科会)
〇世界の“望郷の富士”-『私の世界百名山』より(黒田洋一郎)
〇巡礼・参詣道中記に描かれた山の図会(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
〇廃仏毀釈による意味の変容 ―神仏習合の完成形「衆生済度の筑波山中禅寺」から
国家神道「筑波山神社」へ― (古林治・白樺教育館)
[招請講演 座長:悳秀彦]
〇山岳救助犬の導入に向かって(樋口明雄:作家)
[セッションⅢ 座長:横山秀司]
〇大井川上流、二軒小屋周辺地域における深層崩壊前兆地形の分布(長谷川裕彦:明星大学)
〇穂高・岳沢の森(小疇尚:地理・地名分科会)
〇戦前の山岳写真アルバムや山岳雑誌等から登山の大衆化を考える(中岡久:文献分科会)
〇名機ライカが映し出した昭和初期の黒部峡谷下廊下白龍峡の景観(中島徹夫・宮崎快:横浜山岳会)
[セッションⅣ 座長:伊東満]
〇「Himalayan Database」から見た日本人のヒマラヤ登山(中川裕:日本ヒマラヤ協会)
〇ヒマラヤニスト評価の新方法(山森欣一:ヒマラヤ登山分科会)
〇情報過多による山岳遭難 ~北岳周辺の遭難事例から~(高妻潤一郎:遭難分科会)
〇現代社会における「冒険」の意義と課題(田渕義英:福島工業高専)
[ショウトスピーチ 座長:田渕義英]
〇環境要因による高山植物の植生を捉える(齋藤三郎・板坂亜紀子:山岳医学医療分科会)
〇砥石という存在について(近藤庄司:地理・地名分科会)
〇信仰の谷ナール、プー ―ネパール、チベット仏教信仰の一例として― (谷田川武:山岳宗教・民俗分科会)
〇筑波山南山麓の寺社の祭礼(酒井國光:山岳地域研究分科会)
〇小学生の登山に対する意識調査(登山と教育)(長谷川洋:聖徳大学附属小)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 司会:野村仁]
〇遭難と情報 主管:遭難分科会
*シンポジウムの趣旨説明(悳秀彦:遭難分科会)
*各種山岳遭難事故データベースの構築問題と将来性について(青山千彰:関西大学名誉教授)
*ヒヤリハット体験情報を教材にした登山者の主体的な学びの支援(嶌田聡:日本大学工学部)
*新聞報道にみる山岳遭難(後藤慎吾:常葉大学)
*遭難と情報 -メディアの力で遭難は減らせるのだろうか(久保田賢次:徒登行山岳会)
*シンポジウムのまとめ(青山千彰:関西大学名誉教授)
*質疑応答・総合討議
展示発表
〇山・峠の図会
・二十四輩順拝図会より ・善光寺道名所図会より(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
〇盆山作品(陶芸)
・山岳氷河シリーズ ・日本の名峰シリーズ(高田尚紀:盆山作家・陶芸家)
〇写真展示、ナール、プー周辺の自然・文化景観(谷田川武:山岳宗教・民俗分科会)
第15回大会(2017年度)
第15回大会(2017年度)
会期 2017年11月25日(土)9:05~18:00、26日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木会館2号館南講堂
実行委員長 込田伸夫
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:後藤慎吾]
○報国寮研究について ―それは丹沢報国寮から始まった(永森邦雄:丹沢資料保存会)
○栃木県時代の千家啠麿のスキーと登山と(土屋晴夫:Worldloppet Master)
○白山山麓でのむかしの「出作り」と白山信仰の今(長岡正利)
○カルパチア山脈(中村純二:東京大学名誉教授)
[セッションⅡ 座長:佐々木明彦]
○奥三河・蓬莱エリアでのクライマー組織の活動を通して岩場の「アクセス問題」を考える(野村 仁:遭難分科会)
○登山を安全におこなうための移動技能に関する研究 ―登山者の日常のトレーニング内容と、岩場・鎖場における動作感覚の関係について―(東山昌央:山梨学院大学)
○表層雪崩常習地の植生 ―2017年3月那須岳雪崩遭難を考える―(長谷川裕彦:地理・地名分科会、明星大学)
[招請講演 座長:込田伸夫]
○日本の山の精神史 ―開山伝承から世界遺産まで(鈴木正崇:慶應義塾大学)
[セッションⅢ 座長:横山秀司]
○十勝平野に分布するアースハンモック(小疇尚:地理・地名分科会、清水長正:駒沢大学、澤田結基:福山市立大学、武田一夫:帯広畜産大学、川内和博:十勝自然保護協会)
○北アルプス双六岳付近の周氷河環境(高橋伸幸:北海学園大学)
○房総の谷 ―その地形と侵食プロセス―(戸田真夏:青山学院大学)
[セッションⅣ 座長:長谷川裕彦]
○1823年に来日したドイツ人シーボルト著作『日本』付図「蝦夷全図」の解説(高澤光雄:登山家研究分科会、文学・芸術分科会)
○東講商人鑑に登場する山(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
○知身貴亭眺望西北図に見られる江戸末期の山林景観(小山泰弘:長野県林業総合センター)
○江戸時代の富士登山実録 ~2冊の登山記から~(井上卓哉:富士山かぐや姫ミュージアム学芸員)
[ショートスピーチ 座長:戸田真夏]
○ユネスコエコパークとは何か(横山秀司:地理・地名分科会、九州産業大学大学院)
○槍ヶ岳登山者の実態および登山に関する意識調査 ―槍ヶ岳でのアンケート調査から(4)―(後藤慎吾:常葉大学)
○丹沢山地 ―その文化的一考察―(砂田定夫:登山史分科会)
○鷲子山山上神社の夏祭り(酒井國光:山岳地域研究分科会)
○山の文献資料のひとつとして ―山岳マンガを読む(中岡久:文献分科会)
○賽の河原の小さな石積み ―山岳文化の啓蒙活動の一例として―(谷田川武:文献分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 司会:中島智舟]
○山の文学と芸術 主管:文学・芸術分科会
*シンポジウムの主旨説明(込田伸夫:文学・芸術分科会)
*山の詩歌・俳句について(筒井照代:文学・芸術分科会)
*山の歌(石丸一夫:文学・芸術分科会
*「山岳文学」を考える(中村誠:文学・芸術分科会、愛知県立高等学校元教諭)
*山の写真 ―その系譜と今後(谷田川武:日本山岳写真協会、山岳写真の会「白い峰」、文献分科会)
*山の木版画家と木版画製作過程(杉山修:木版画家、日本山岳画協会)
*シンポジウムのまとめ(酒井國光:文学・芸術分科会)
展示発表
○山・峠の図絵(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
第14回大会(2016年度)
第14回大会(2016年度)
会期 2016年11月26日(土)8:55~17:50、28日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・大学1号館6F講堂
実行委員長 小野寺斉
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:長谷川裕彦]
○会津藩に関連する地誌に記載された山の図会(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
○山岳文学を読む:笹本稜平『分水嶺』(平田清志:文学・芸術分科会)
○三輪山と国の始まり(中村純二:東京大学名誉教授)
○「山の文章」における、書き手と読み手との関係(中島智舟:文学・芸術分科会)
[セッションⅡ 座長:込田伸夫]
○先覚者たちの交友をめぐってⅡ-木暮理太郎と田部重治の場合-(砂田定夫:登山史分科会)
○登山活動の思想的諸側面 -アルピニストの登山意識を事例に- (田渕義英:福島工業高等専門学校)
○北海道で活躍したイタリアの登山家フォスコ・マライーニ(高澤光雄:登山家研究分科会)
○ある家族から見たランタン村の20年(戸田真夏:青山学院大学)
[招請講演 座長:小野寺斉]
○リスクと向き合う(村越真:静岡大学教育学部)
[セッションⅢ 座長:佐々木明彦]
○苗場山の山頂溶岩台地における第四紀氷河作用(長谷川裕彦:明星大学)
○日本の農山村における新しいトレッキング文化と地域振興(猪股泰広:筑波大学生命環境科学研究科)
○ジオツーリズムとジオツーリストマップ(横山秀司:九州産業大学)
[セッションⅣ 座長:横山秀司]
○槍ヶ岳登山の実体と登山に関する意識調査 -槍ヶ岳でのアンケート調査から(3)-(後藤慎吾:常葉大学)
○登山者のハチ刺され遭難の検証(野口いづみ:日本登山医学会)
○登山計画書提出システムの現状(秋田誠:滋賀県勤労者山岳連盟救助隊)
○登山者育成への適用をねらいとしたWeb登山報告記事の質的分析(蔦田聡:日本大学)
[ショトスピーチ 座長:戸田真夏]
○十勝平野の凍結坊主(アースハンモック)(小疇尚:地理・地名分科会)
○白山信仰の諸仏 -開山1300年を前に、一向一揆や廃仏毀釈の嵐を経て今に残る諸仏を写真紹介-(長岡正利)
○八溝山日輪寺祭礼(酒井國光:山岳地域研究分科会)
○日本の冬期ヒマラヤ登山(伊東満:ヒマラヤ登山分科会)
○山の映画パンフレットを読む -山の文献資料のひとつとして-(中岡久:文献分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 司会:佐々木明彦、長谷川裕彦]
○多雪山地の人と自然 主管:地理・地名分科会
*シンポジウムの主旨(藤井謙昌)
*東北~中部山岳における積雪分布と植生景観(佐々木明彦)
*日本海側多雪山地の自然史と地形(長谷川裕彦)
*近世山村における雪と生活をめぐる一考察 -信越国境地域の事例から- (白水智)
*狩猟技術の地域適応と地形の関わり(田口洋美)
*飯豊連峰における管理者のいない登山道の維持管理(井上邦彦)
*総合討論
*シンポジウムのまとめ(小疇尚)
展示発表
○山・峠の図会(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
第13回大会(2015年度)
第13回大会(2015年度)
会期 2015年11月28日(土)8:55~18:00、29日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・大学1号館3F講堂
実行委員長 酒井國光
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:込田伸夫]
○戦後70年 登山に関するアンケート(佐々木誉実・登山史分科会)
○日本の戦後のアルピニストたち(山森欣一・登山家研究分科会)
○山岳文学を読む:笹本稜平『未踏峰』(平田清志・文学・芸術分科会)
○『日本風景論』の著者・志賀重昂を顧みる(高澤光雄・文学・芸術分科会)
[セッションⅡ 座長:長谷川裕彦]
○岩手・宮城の「大理石」産地を訪ね、「大地の科学」の教育・啓発について考える(中島智舟・地理・地名分科会)
○東京・埼玉の山・峠絵図について(森山安次・山岳宗教・民俗分科会)
○福島県西会津町における登山環境の整備と地域活性化の取り組み(庄子元・東北大学大学院博士後期課程)
○山小屋の国有地使用料をめぐる訴訟・物件使用料等請求訴訟の訴訟記録寄贈の意義に関する考察(菊池佳子・法政大学地域研究センター)
[招請講演 座長:山森欣一]
○「人はなぜ山に登るのか」<数学的登山論>(渡部由輝)
[セッションⅢ 座長:佐々木明彦]
○ランタン谷における水資源と集落立地(戸田真夏・青山学院大学)
○「仕事は探検」-ネパール ソルクンブ郡、シェルパの村の生業と変容(古川不可知・大阪大学大学院博士後期課程)
○インドネシア メラピ火山2010年噴火における被災住民の就労状況の変化(今野明咲香・東北大学大学院博士後期課程)
○ルーマニア カルパティア山脈のハイマツ帯(小疇尚・地理・地名分科会)
[セッションⅣ 座長:諏訪部豊]
○ネットで集約した主観知からの教材作成による登山者の育成(蔦田聡・日本大学)
○登山のリスクに関する意識調査 ―槍ヶ岳でのアンケート調査から(2)―(後藤慎吾・常葉大学)
○ドロミテ ガイスラー山群とメスナー山岳博物館(平野義燿・神奈川県)
[特別講演 座長:小野寺斉]
○90歳を超えて行く山への想い(中村純二・東京大学名誉教授)
[ショートスピーチ 座長:小野寺斉]
○西金砂神社「小祭礼」(酒井國光・山岳地域研究分科会)
○アイスランドのスキー大会(25km)とアルゼンチンのスキー大会(21km)(土屋晴夫・XCスキーのワールドロペットマスター)
○長野県栄村に江戸期に開削された千曲川「小滝四ッ廻り運河」周辺の地形(長谷川裕彦・明星大学教育学部)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 司会:須田義信]
○戦後の登山家たち 主管:登山家研究分科会
*シンポジウムの趣旨(砂田定夫)
*登山家がいた時代(神長幹雄)
*池田昭二(酒田労山)(山森欣一)
*名塚秀二を顕彰する(八木原圀明)
*戦後の登山家「森田格」(酒井國光)
*雪の住処「梁山泊」の主 大西保(山森欣一)
*シンポジウムのまとめ(佐々木誉実)
展示発表
○山・峠の図絵(森山安次・山岳宗教・民俗分科会)
○山小屋の国有地使用料をめぐる訴訟・物件使用料等請求訴訟の訴訟記録(菊池佳子・法政大学地域研究センター)
○岩手・宮城の「大理石」、その他岩石標本(中島智舟・地理・地名分科会)
第12回大会(2014年度)
第12回大会(2014年度)
会期 2014年11月29日(土)8:55~18:00、30日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長 中岡 久
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:込田伸夫]
○芥川龍之介の「山と旅」(佐々木誉実・登山史分科会)
○秩父山地―山と人―(砂田定夫・登山史分科会)
○鳥甲山登山史・文献抄―その後―(小澤観一・登山史分科会)
○山岳文学を読む:笹本亮平『春を背負って』(平田清志・文学・芸術分科会)
[セッションⅡ 座長:長谷川裕彦]
○幕末から明治にかけて全国の山を行脚した松浦武四郎(高澤光雄・文学・芸術分科会)
○相模大山の絵図について(森山安次・山岳宗教・民俗分科会)
○福島県白河地域の遺跡群にみる「方位意識」を解く(近藤庄司・地理・地名分科会)
○知られざる山岳民族―中国の山岳地帯における未認定少数民族の現状―(松山峰子・木更津高専)
[招請講演 座長:酒井國光]
○山書蒐集と活用(上田茂春・日本山書の会)
[セッションⅢ 座長:佐々木明彦]
○オーストリアアルプスにおける氷河の後退(横山秀司・九州産業大学)
○秋田駒ケ岳笹森山北部におけるオオシラビソ林の立地条件(今野明咲香・東北大学大学院)
○北アルプス南東部、常念岳周辺の周氷河性平滑斜面(長谷川裕彦・山岳地理研究所)
○南アルプス南部、赤石岳北西斜面におけるハイマツの分布と生態(菅澤雄大・佼成学園)
○北アルプス涸沢圏谷における積雪深の観測(佐々木明彦・信州大学)
[セッションⅣ 座長:小野寺斉]
○映像コミュニケーションを用いた登山リスクマネージメントの協調学習(嶌田聡・日本大学工学部)
○山岳地における道迷い遭難の類型―おもに丹沢山地での事例に依拠しながら―(野村仁・遭難分科会)
○今年2月の記録的な大雪について(城所邦夫・遭難分科会)
[ショートスピーチ 座長:中岡久]
○登山のリスクに関する意識調査―槍ヶ岳でのアンケート調査から(後藤慎吾・常葉大学)
○アパラチア自然歩道の提案者ベントン・マッカイの思想について(土屋晴夫・Appalachian Trail 2,000マイラー)
○加波山三枝祇神社「火渉り祭」(酒井國光・山岳地域研究分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 座長:中岡久]
○山岳蔵書の行方:収集・保存・整理について ―山岳館等を運営する立場から 主管:文献分科会
*丹沢資料保存会が目指しているもの(永森邦雄)
*谷川岳山岳資料館概要(八木原圀明)
*「山の図書館」の蔵書と10周年(重藤秀世)
*南アルプス芦安山岳館概要(塩沢久仙)
*日野春アルプ美術館概要(鈴木伸介)
展示発表
○清酒の山名16銘柄
一般口演<第12回大会から>
第11回大会(2013年度)
第11回大会(2013年度)
会期 2013年11月16日(土)8:55~18:00、17日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長 野口いづみ
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:込田伸夫]
○先駆者たちの交友をめぐって -小島烏水と岡野金次郎の場合(砂田定夫・登山史分科会)
○死せる大島は、生ける今西を走らせたか(山森欣一・登山家研究分科会)
○大正4年槍ヶ岳に本邦女性として初登頂した内藤千代子のこと(佐々木誉実・登山史分科会)
○山岳文学を読む:北杜夫『白きたおやかな峰』(平田清志・文学・芸術分科会)
[セッションⅡ 座長:小野寺斉]
○世界の山名考(2)世界の聖山の呼び方 -その1:チュモランマ(黒田洋一郎)
○伊藤秀五郎詩集『山の風物詩』が作曲家・中原健二によって作曲される(高澤光雄・文学・芸術分科会)
○現代中国における「終南山」への憧れと実践(松山峰子・木更津高専非常勤講師)
○山に関連する清酒銘柄(森山安治・山岳宗教・民俗分科会)
[招請講演 座長:野口いづみ]
山地で虫刺されとマダニの被害を防ぐ(秦 和寿・日本有害生物研究会)
[セッションⅢ 座長:野村 仁]
○世界遺産・富士山へのICOMOSの勧告について(横山秀司・九州産業大学)
○信濃川支流、中津川中流域の地形発達(長谷川裕彦・自然・環境保護分科会)
○模倣ピッケル一考察(諏訪部豊・ウッドシャフトピッケル研究分科会)
○第三者山岳遭難事故調査法の開発について(青山千彰・関西大学/IMSRJ)
[セッションⅣ 座長:佐々木明彦]
○我国の美しい自然を守り、竜巻、雷雨、猛暑など避けるため、原発問題を考える(中村純二・東京大学名誉教授)
○房総・鋸山の石切場跡と登山事情(中島智舟・地理・地名分科会)
○古墳時代に見る石材加工について(近藤庄司・地理・地名分科会)
○山での虫刺され5例について(野口いづみ・山岳医学医療分科会)
[ショートスピーチ 座長:中島智舟]
○雨引山楽法寺「マダラ鬼神祭」(酒井國光・山岳地域研究分科会)
○「富士講」開祖とされる「角行」について(長谷川洋・聖徳大学附属小学校教諭)
○山岳文献図書の調査・収集について(中岡 久・文献分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 座長:浜口欣一]
○山での体と心 主管:山岳医学医療分科会
*山を想う心-槍ヶ岳でのアンケートから-(斎藤三郎・山岳医学医療分科会)
*トレイルランニングの現況と問題点(野田寿恵・国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
*登山時の疲労対策ーサポートタイツの効果ー(油井直子・聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座)
*山でのケガー実例から見る対処法ー(野口いづみ・山岳医学医療分科会)
*山は身も心も豊にする(大野秀樹・杏林大学医学部衛生学公衆衛生学教室)
展示発表
○清酒の山名銘柄
○故・羽田栄治氏遺作「遭難報道写真」
実行委員長挨拶<第11回大会から>
第10回大会(2012年度)
第10回大会(2012年度)
会期 2012年11月24日(土)8:55~17:10、25日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・佐々木誉実
第1日目プログラム
[セッションⅠ 座長:込田伸夫]
○井上靖が小説『氷壁』を執筆した動機(佐々木誉実・登山史分科会)
○小説『氷壁』・「滝谷部分」執筆参考資料考(酒井國光・山岳地域研究分科会)
○「山岳文学を読む」:高村薫『マークスの山』(平田清志・文学・芸術分科会)
○山の絵を生涯描き続けた坂本直行(高澤光雄・文学・芸術分科会)
[セッションⅡ 座長:小野寺斉]
○日本人八千m峰14座全山完登挑戦の系譜(山森欣一・ヒマラヤ登山分科会)
○中国人による最近のヒマラヤ登山遭難について(松山峰子・遭難分科会)
○遭難事故対応ファイル作成の試み(秋田誠・滋賀県勤労者山岳連盟救助隊)
○山楽山歩海外編43回の実践から得たこと(乗鞍岳と飛騨の自然を考える会)
[招請講演 座長:佐々木誉実]
○日本の自然に培われて来た日本人の心と、それを伝えてゆく責任(中村純二・東京大学名誉教授)
[セッションⅢ 座長:中島智舟]
○山と歌謡曲ー昭和前期・山を歌った歌謡曲ー(中岡久・文献分科会)
○考古的意識で見る地形認識(近藤庄司・地理・地形分科会)
○明治後半に発行した大日本明蹟図誌について(森山安次・山岳宗教・民俗分科会)
○ウッドシャフトピッケルの刻印について(小澤観一・ウッドシャフトピッケル研究分科会)
[セッションⅣ 座長:中岡久]
○山小屋番から見た霧ケ峰高原の地生態系(細田浩・法政大・兼)
○夏山と紫外線(斎藤三郎、油井直子、青木菊麿・山岳医学医療分科会)
[ショートスピーチ 座長:中岡久]
○筑波山神社御座替祭(酒井國光・山岳地域研究分科会)
○山越え気流による山の悪天例(城所邦夫・遭難分科会)
○心疾患によって救急搬送された高齢登山者の2例(野口いづみ・山岳医学医療分科会)
○ギリシャ・オリンポス山の地形と植生(小疇尚・自然・環境保護分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム]
○山と人と社会ー戦後登山の軌跡ー(1945年~1964年) 主管:登山史分科会
[セッションⅠ 焼土のなか、国破れて山河ありの時代(1945年~1949年)]
*終戦直後の生活と山の出来事(佐々木誉実・登山史分科会)
*終戦後に立ちあがった山岳界の動向(小澤観一・登山史分科会)
[セッションⅡ 復興・野外活動の活発化、登山ブーム醸成の時代(1950年~1959年)]
*逆コースの嵐朝鮮特需景気を経て・野外活動興隆の揺籃期に(西本武志・登山史分科会)
*学生登山の変遷ー戦後どのように変わったかー(城島紀夫・登山史分科会)
*登山の興隆と困難に挑む一群ー1955年~1959年を中心にー(砂田定夫・登山史分科会)
*ヒマラヤ登山ー外貨の壁ー(山森欣一・ヒマラヤ登山分科会)
[セッションⅢ 三人寄れば山岳会、遭難多発、社会問題化の時代(1960年~1964年)]
*遭難の増加に伴う社会問題化、山岳遭難に対する責任問題など(太田忠行・遭難分科会)
*銃撃で遺体収容ー谷川岳遭難ー1960年9月、一ノ倉沢衝立岩ー、映像でみる衝撃の現場ニュース映画から(羽田栄治・文学・芸術分科会)
*総合討議
実行委員長挨拶<第10回大会から>招請講演する中村純二氏<第10回大会から>会場風景<第10回大会から>記念撮影<第10回大会から>懇親会風景<第10回大会から>二日目午後の分科会風景<第10回大会から>
第09回大会(2011年度)
第09回大会(2011年度)
会期 2011年11月26日(土)8:55~18:10、28日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・小疇 尚
第1日目プログラム
[セッションⅠ 座長:中岡 久]
○登山家の顕彰碑について(砂田定夫・登山史分科会)
○昭和の時代 ―新聞は登山をどう伝えたか―(佐々木誉実・登山史分科会)
○山岳文学を読む ―ジェフリー・アーチャー『遥かなる未踏峰』―(平田清志・文学+芸術分科会)
○天明噴火の絵図・文献による、浅間山より南東地域の被害・復旧について(森山安次・山岳宗教・民俗分科会)
[セッションⅡ 座長:込田伸夫]
○日本の山道・欧米のトレイル ―登山道保全の地理的背景―(小疇 尚・自然・環境保護分科会)
○日本の高山帯における登山道侵食と地形環境との関係(長谷川裕彦・明治大学)
○白馬岳高山帯において発生した山火事が地表環境へ及ぼす影響(佐々木明彦・信州大学)
○山の風穴利用 ―過去・現在・未来―(清水長正・防災地形コンサルタント、山川信之・芝浦工大中高)
[招請講演 座長:酒井國光]
富士山頂高所科学研究拠点の設立を目指して(浅野勝己・筑波大学名誉教授)
[セッションⅢ 座長:小野寺斉]
○比叡山の「自然学」・1 ―山麓の「自然学」―(塚本珪一・自然・環境保護分科会)
○西丹沢同角沢の遡行図と実測縦断面図との比較(戸田真夏・青山学院大学)
○地域研究『茨城県の山』(酒井國光・山岳地域研究分科会)
○ウクライナ・ポーランドの山と森(中村純二・東大山の会)
[セッションⅣ 座長:中島智舟]
○長野県大町高等学校における学校登山に関する考察(太田和利・大町高等学校)
○Risk Mapを用いた山岳遭難リスクの検討(青山千彰・遭難分科会)
○ハイキングレスキュー机上講習の新しい試み ―ワークショップ方式の導入―(秋田 誠・滋賀県勤労者山岳連盟救助隊)
○ウッドシャフトピッケルの歴史 ―その文献からみた通史―(小澤観一・ウッドシャフトピッケル研究分科会)
[ショートスピーチ 座長:野村 仁]
○高度が味覚へ及ぼす影響 ―富士山における味覚感度調査―(野口いづみ・鶴見大学)
○認定山岳医研修を受講して(油井直子・聖マリアンナ医科大学)
○「規格外」の三角点標石ならびにその調達について(中島智舟・地理・地名分科会)
○「全国の山岳地域にみる自然・環境問題に関する情報収集・整理」についての中間報告(松尾 宏・自然・環境保護分科会)
○日本ヒマラヤ登山通史(仮称)のまとめ(山森欣一・ヒマラヤ登山分科会)
○山の抒情歌と青春歌謡曲(中岡 久・文献分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 座長:松尾 宏]
○山地の自然環境を守る 主管:自然・環境保護分科会
*シンポジウムの目的(座長)
*ヒマラヤ・エヴェレスト街道の環境保全(谷地 隆・自然・環境保護分科会)
*ヒマラヤの気候環境を生かした農業生産―カリガンダキ川上流域の例―(中村圭三・敬愛大学)
*オーストリア・アルプスにおける山岳景観の保全(横山秀司・九州産業大学)
*山小屋における自然エネルギー利用(森 武昭・神奈川工科大学)
*北海道・然別湖周辺の永久凍土環境と自然保護・環境教育(澤田結基・福山市立大学)
*シンポジウムのまとめ(座長)
小疇 尚会長挨拶<第9回大会から>会場風景<第9回大会から>懇親会風景<第9回大会から>シンポジウム口演<第9回大会から>二日目午後の分科会風景<第9回大会から>
第08回大会(2010年度)
第08回大会(2010年度)
会期 2010年11月27日(土)8:55~18:15、28日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・山森欣一
第1日目プログラム
[セッションⅠ 座長:野村 仁]
○絵図に観る吉田口・村山口の富士登拝の違い(山岳宗教・民俗分科会:森山安次)
○秩父宝登山の狼信仰ーオタキアゲと七日会の考察を通してー(武蔵大学:西村敏也)
○日本陸軍とロッククライミング(徳永 智)
○庶民派クライマー・北條理一の軌跡~謎に包まれたその実像を追う~(登山史分科会:砂田定夫)
○丹沢開発と道路開発に盡した…柏木幹太父子の功績1891.12.16-1942.8.4(登山史分科会:相原 守)
[セッションⅡ 座長:中岡 久]
○日本のヒマラヤ登山の変遷(ヒマラヤ登山分科会:伊東 満)
○ヒマラヤにおける雪崩遭難事故(日本ヒマラヤ協会:中川 裕)
○日本人による冬季8000m峰登山の系譜(日本ヒマラヤ協会:尾形好雄)
○日本のヒマラヤ登山と環境問題[takein takeout運動の普及](ヒマラヤ登山分科会:山森欣一)
[招請講演 座長:山森欣一]
○登山家のヒマラヤ地域における支援活動(アルパインガイド長谷川事務所:長谷川昌美)
[セッションⅢ 座長:谷地 隆]
○スペインにおける氷河地形(東大山の会:中村純二)
○生物多様性保全の問題点ー飛騨地方の国有林を事例にー(乗鞍岳と飛騨の自然を考える会:小野木三郎)
○日本における越年性残雪(雪渓)の分布と氷河地形の関係について(自然・環境保護分科会:小疇 尚)
○南アルプス、北岳周辺の氷河地形(明治大学大学院:小久保裕介)
○歩行技術とトレーニング、その効果(埼玉県勤労者山岳連盟:矢崎辰雄)
[セッションⅣ 座長:野口いづみ]
○鞍馬山の「自然学」についてー「生きもの・仏・ヒト」の風景ー(京都府立大学山岳部:塚本珪一)
○深田久弥と山岳俳句(文学+芸術分科会:高澤光雄)
○登山道の管理責任(弁護士:溝手康史)
○山岳遭難史にみるリーダー意識の変遷(Ⅲ)ー1970年代、社会人山岳会または同人グループの遭難報告よりー(遭難分科会:野村 仁)
[ショートスピーチ 座長:込田伸夫]
○石崎光瑤のヒマラヤ登山(文学+芸術分科会:平田清志)
○6000m峰短期登頂の医学的検証ー三国交流学生玉珠峰(6179m)登山に参加してー(山岳医学医療分科会:野口いづみ)
○地理学の教材としての高所と体調の関係(青山学院大学:戸田真夏)
○ネパールにおけるエコツーリズムーポカラ・ツシタトラベルを例にー(自然・環境保護分科会:谷地 隆)
○登山家研究分科会活動報告(登山家研究分科会:酒井國光)
○ウッドシャフトピッケルの歴史ーその1ー(ウッドシャフトピッケル研究分科会:小澤観一)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 座長:伊東 満]
○社会人山岳会混成チーム『世界三大峰挑戦の意義と背景』 主管:ヒマラヤ登山分科会
*シンポジウムの目的(尾形好雄)
*RCCⅡ隊 エベレスト南西壁1973年秋(須田義信)
*日山協隊 K2南東稜(K2第二登)1977年夏(重廣恒夫)
*HAJ隊 カンチェンジュンガ縦走1981年春(山森欣一)
*シンポジウムのまとめ(八木原圀明)
実行委員長挨拶<第8回大会から>招請講演<第8回大会から>一般口演<第8回大会から>シンポジウム<第8回大会から>
第07回大会(2009年度)
第07回大会(2009年度)
会期 2009年11月7日(土)8:55~17:15、8日(日)9:00~11:55
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・徳久球雄
第1日目プログラム
[セッションⅠ 座長:込田伸夫]
○江戸時代の剱岳・黒部流域に入山した人たち(山岳宗教・民俗分科会:森山安次)
○鹿島槍ヶ岳山麓「狩野家」保管の『登高記念帳』のこと(登山史分科会:佐々木誉実)
○登山家の顕彰碑を訪ねて(登山史分科会:酒井國光)
○自然を詠む俳句:その現代的意味(文学+芸術分科会:筒井照代)
[セッションⅡ 座長:砂田定夫]
○山岳文化環境論(その1)(神奈川:田中文夫)
○石鎚山系におけるテーマ性をもった野外活動の取組展開(愛媛県面河山岳博物館:岡山健仁)
○大学における自然地理学の教材としての上高地(青山学院大学:戸田真夏)
○上高地の政策史における自然保護(東京大学大学院生命科学研究科林政学研究室:トム・ジョーンズ)
[招請講演 座長:徳久球雄]
○富士山の人間学的試論 -比類無き文芸峰に寄せて-(富士学会会長:西川治)
[セッションⅢ 座長:伊東満]
○日本人の日本国内 大量死亡遭難事故からみた時代別推移(遭難分科会:山森欣一)
○ツアー登山事故に見る登山形態の変化と問題点について -トムラウシ遭難事故を考える-(遭難分科会:青山千彰)
○安全登山のための登山道データベースならびに配信システムの構築法の開発(関西大学総合情報学部博士課程前期課程:谷口悠基)
○ヤブコギ実験中の迷走行動と方向定位特性について(関西大学総合情報学部博士課程前期課程:水口啓徳)
[セッションⅣ 座長:中岡久]
○サース谷のピッケル鍛冶(ウッドシャフトピッケル研究分科会:諏訪部豊)
○八ヶ岳・権現岳への諏訪側からの古道を探る(文献分科会:折坂光弘)
[特別講演 座長:山森欣一]
○深田久弥とクライマーたち(長野県山岳協会名誉会長:古原和美)
第2日目のプログラム
【シンポジウム 座長:小疇 尚】
テーマ「人間(登山者)の登山や開発行動による地域環境の変容」
○シンポジウム趣旨(徳久球雄)
○21世紀の「自然学」とは -フィールド・ノートから-(塚本珪一)
○イタリア北部の垂直的移牧(白坂 蕃)
○河川と山岳地の開発と変容 ー日光山-稲荷川、福山-堂々川、立山-常願寺川などを例としてー(松尾 宏)
○シンポジウムのまとめ(小疇 尚)
会長挨拶<第7回大会から>招請講演<第7回大会から>特別講演<第7回大会から>会場風景<第7回大会から>
第06回大会(2008年度)
第06回大会(2008年度)
会期 2008年11月29日(土)8:55~17:30、30日(日)9:00~11:40
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・西本武志
第1日目プログラム
[セッション1 座長:小澤観一]
○『尾瀬を残した人』中澤真二(登山史分科会:佐々木誉実)
○日本ワンダーフォーゲルの歴史概要(登山史分科会:城島紀夫)
○山の歌・収集と保存及び叢書の編纂に向けての共同研究(文学+芸術分科会:竹井邦夫)
○峠について(浅見美寛)
[セッション2 座長:谷地隆]
○世界の名山と呼び名…山名の由来・考(黒田洋一郎)
○北杜夫文学における山についての一考察(大阪大谷大学講師:岡﨑昌宏)
○若草山と御蓋山ー私の博物学の原風景(塚本珪一)
○白山神駈道登山文化振興運動への思い(西嶋錬太郎)
○ギリシャの聖山を訪ねて(京大学山の会:中村純二)
[招請講演 座長:大森薫雄]
○近代アルピニズムの誕生とその文化 -スポーツとしての登山-(明治大学教授:飯田年穂)
[セッション3 座長:砂田定夫]
○カイラスレポート・2007(ヒマラヤ登山分科会:酒井國光)
○里地里山エコツーリズムについて ー飯能エコツアーからの考察ー(敬愛大学国際学部:谷地隆)
○水質調査から見えてきたもの(藤井謙昌)
○石鎚山系におけるサンショウウオ類の研究史と分布の現状 ー環境教育としてのテーマ設定を意識してー(面河山岳博物館:岡山健仁)
○北アルプス・雲の平における植生荒廃の実態と植生復元の取り組み(東京情報大学:下嶋聖)
[セッション4 座長:中岡久]
○山での突然死の現状と防ぎ方について(鶴見大学歯学部歯科麻酔学教室:野口いづみ)
○謎のピッケル・ビョルンスタット(ウッドシャフトピッケル研究分科会:諏訪部豊)
○8000m峰日本登山隊の記録(ヒマラヤ登山分科会:伊東満)
○日本の8000m峰登山隊が使用した無線機(ヒマラヤ登山分科会:森山安次)
○後立山連峰の積雪期登山史とカモシカ猟師(京都府立大学:伊藤達夫)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 座長:西本武志]
○温暖化による登山ルートの変更(ヒマラヤ登山分科会:山森欣一)
○ネパール・ヒマラヤ、氷河の消失と氷河湖の拡大(朝日新聞社:佐藤修史)
○カラコルムとヒンズークシュでの最近1世紀における氷河の変動(衛星画像と探検時代の地図の比較による)(国土地理院客員研究員:長岡正利)
○シンポジウムのまとめ(ヒマラヤ登山分科会:山森欣一)
[会場内の展示物]
○日本山岳文化学会創立5周年記念祝賀会展示パネル
○山岳絵図(山岳宗教・民俗分科会:森山安次)
○ECOーARTの試み(文学+芸術分科会:石丸一夫)
開会<第6回大会から>受付ロビーの展示<第6回大会から>招請講演・飯田年穂講師<第6回大会から>二日目午後の分科会風景<第6回大会から>
第05回大会(2007年度)
第05回大会(2007年度)
会期 2007年11月24日(土) 9:00~17:40、25日(日) 9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・西本武志
第1日目プログラム
[セッション1 座長:小澤観一]
○アンナプルナ内院における環境調査報告 (敬愛大学国際学部・谷地隆)
○中国、四川省稲城の観光開発-亜丁風景名勝区の閉鎖に関わって- (和光大学現代人間学部身体環境共生学科・小林正典)
○山岳風景要素としての砂防堰堤とその活用-日光山中の石積み堰堤を例として- (株・日水コン・松尾宏)
[セッション2 座長:佐々木誉実]
○森幸安が描いた地図に観る町方衆の登拝活動(その2) (山岳宗教・民俗、地理・地名分科会・森山安次)
○山の発禁本をめぐって (登山史分科会・西本武志)
○社会人山岳会会報-ケルンと岳人たち- (文献分科会・中岡久)
[セッション3 座長:林昭雄]
○ギリシアの山々:神話と歴史 (神奈川工科大学・込田伸夫)
○北アルプス・唐沢岳幕岩初登攀史 (山岳地域研究[国内]分科会・山森欣一)
○車いす富士登山エクスペディション1977-1979 (神奈川県総合リハビリテーションセンター・國見ゆみ子)
[招請講演 座長:大森薫雄]
○東ヨーロッパのハイマツ帯 (明治大学名誉教授・小疇尚)
[セッション4 座長:中岡久]
○櫛形山における自然環境の現状と植生復元の課題 (東京農業大学地域環境科学部・栗田和弥)
○石鎚山系の自然と生物の概要について (面河山岳博物館・岡山健仁)
○里山の風景(白山、立山周辺の北陸の里山案内)について-信仰と山城を歩く- (桶川和気夫)
○白山信仰と文化遺産 (富士講・富士塚研究分科会・石森長博)
[セッション5 座長:砂田定夫]
○戦後ピッケルの雄「モデルRCC」 (ウッドシャフトピッケル研究分科会・諏訪部豊)
○欧米における山岳遭難の現状とレスキュー活動の実態について (遭難分科会・青山千彰)
○ヒマラヤにおける日本登山隊の死亡事故について (ヒマラヤ登山分科会・伊東満)
○遠征前の低圧室を用いた取り組みについて (東海大学K2登山隊2006副隊長・笹尾玄)
○これからのエベレスト登山 (秋田労災病院・上小牧憲寛)
第2日目プログラム
[シンポジウム 座長:西本武志]
○大正13年 雪の槍ヶ岳山巓からカメラを廻した男 -伊藤孝一の足跡-
※コーディネーター:佐々木誉実
◎記録映画「雪の薬師・槍越え」
1.伊藤孝一が挑んだ当時の天候を推定する (遭難分科会・城所邦夫)
2.伊藤孝一の残したフィルム発見と編集上のエピソード (文学+芸術分科会・羽田栄治)
3.山岳文献にみる伊藤孝一の活動 (文献分科会・植木知司)
4.登山史上における伊藤孝一の足跡 (登山史分科会・小澤観一)
5.積雪期・黒部川横断史にふれて (山岳地域研究分科会・酒井國光)
[会場内の展示物]
○山岳絵図 (森山安次)
受付風景<第5回大会から>会場風景<第5回大会から>招請講演<第5回大会から>
第04回大会(2006年度)
第04回大会(2006年度)
会期 2006年11月25日(土) 9:00~17:30、26日(日) 9:00~12:00
会場 東京慈恵医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・大森薫雄副会長
第1日目プログラム
[セッション1 座長:小澤観一]
○丹沢及び道志山群の環境調査(2)
PIXEによる丹沢山塊の土壌元素分析 (北里大学医学部・大田顕成)
○エベレスト街道における環境調査 (敬愛大学・谷地隆)
○山村文化環境における電力証明と光(ひかり)害 (建設設備技術協会シニア・田中文夫)
[セッション2 座長:佐々木誉実]
○地域研究「滝谷」の一断面 (山岳地域研究分科会・酒井國光)
○ピコス・デ・エウロパの山々 (東京大学名誉教授・中村純二)
○森幸安が描いた地図に観る町方衆の登拝活動(その1) (山岳宗教・民俗分科会・森山安次)
[セッション3 座長:中岡久]
○アルピニズムが人間形成に果たす役割についての考察
-アルピニストの思想形成を踏まえてー (常磐大学大学院コミュニティ振興学研究科・小川由樹)
○山内ピッケルの美しさの秘密 (ウッドシャフトピッケル研究分科会・諏訪部豊)
○宿坊運営に関する予備的報告 (京都大学・筒井裕)
[招聘講演 座長:徳久球雄]
○登山と食事 (大妻女子大学教授・橋本勲)
[セッション4 座長:大森薫雄]
○低所高山病の発症要因を探る調査 (東京慈恵医科大学・霜田美登利)
○凍傷治療に関する東洋と西洋の差異 (秋田労災病院・上小牧憲寛)
○6カ国における山岳遭難事故の特徴について (関西大学総合情報学部・湯浅直樹)
○ヒマラヤ登山死亡事故原因の推移とその背景 (ヒマラヤ登山分科会・山森欣一)
[セッション5 座長:西本武志]
○富士山の信仰 (富士塚・富士講研究分科会・石森長博)
○剱岳山頂に遺された錫杖・剣の文献 (文献分科会・植木知司)
○播隆・上宝村における足跡 (登山史分科会・川上岩男)
第2日目プログラム
[シンポジウム 座長:山森欣一]
○山岳遭難におけるリーダーの役割と責任 (主管:遭難分科会)
①リーダー意識の変遷 (野村仁)
②雪山の気象遭難とリーダーの的確な判断力 (城所邦夫)
③登山におけるリーダーの過失責任 (太田忠行)
④引率リーダーのあり方と講習会を考える (青山千彰)
[招聘講演 座長:大森薫雄]
○これからの登山を考える (日本山岳会常任評議員・重廣恒夫)
[会場内の展示・掲示物]
○ミティラ絵画ミニ・コレクション (石丸一夫)
○山頂もしくは山腹まで道が描かれている絵図 (森山安次)
会長挨拶<第4回大会から>会場風景<第4回大会から>招聘講演<第4回大会から>展示物<第4回大会から>
第03回大会(2005年度)
第03回大会(2005年度)
会期 2005年11月26日(土) 9:00~17:40
会場 東京慈恵医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・大森薫雄副会長
[招請講演]
○マッキンリーの高所気象 (日本山岳会常務理事・大蔵喜福)
[プログラム(抄)]
○白馬岳における登山者の行動パターンと環境意識 (筑波大学生命環境科学研究科・中村裕子)
○トランシルバニア山地における羊の移牧 (立教大学・白坂藩)
○学校部会報「若き日の記録」 (文献分科会・橋本祐吾)
○山岳会活性化の課題 -ある試みから- (山学山遊会会長・田村宣紀)
懇親会後の記念撮影<第3回大会から>
第02回大会(2004年度)
第02回大会(2004年度)
会期 2004年11月27日(土) 9:00~17:50
会場 東京慈恵医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・徳久球雄副会長
[招請講演]
○山岳映像の世界 -映像のもつ記録性- (日本山岳写真協会副会長・羽田栄治)
[プログラム(抄)]
○山岳トイレの現状と課題 (神奈川工科大学・森武昭)
○目撃した動物とその足跡 (イエティ プロジェクト ジャパン・高橋好輝)
○オリエンテーリングからみた自然保護 (東京オリエンテーリング協会・中山孝)
○生涯スポーツと登山 -体験的生涯登山論- (知多市体育協会・山本英毅)
大会後の懇親会<第2回大会から>