第15回大会(2017年度)
会期 2017年11月25日(土)9:05~18:00、26日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木会館2号館南講堂
実行委員長 込田伸夫
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:後藤慎吾]
○報国寮研究について ―それは丹沢報国寮から始まった(永森邦雄:丹沢資料保存会)
○栃木県時代の千家啠麿のスキーと登山と(土屋晴夫:Worldloppet Master)
○白山山麓でのむかしの「出作り」と白山信仰の今(長岡正利)
○カルパチア山脈(中村純二:東京大学名誉教授)
[セッションⅡ 座長:佐々木明彦]
○奥三河・蓬莱エリアでのクライマー組織の活動を通して岩場の「アクセス問題」を考える(野村 仁:遭難分科会)
○登山を安全におこなうための移動技能に関する研究 ―登山者の日常のトレーニング内容と、岩場・鎖場における動作感覚の関係について―(東山昌央:山梨学院大学)
○表層雪崩常習地の植生 ―2017年3月那須岳雪崩遭難を考える―(長谷川裕彦:地理・地名分科会、明星大学)
[招請講演 座長:込田伸夫]
○日本の山の精神史 ―開山伝承から世界遺産まで(鈴木正崇:慶應義塾大学)
[セッションⅢ 座長:横山秀司]
○十勝平野に分布するアースハンモック(小疇尚:地理・地名分科会、清水長正:駒沢大学、澤田結基:福山市立大学、武田一夫:帯広畜産大学、川内和博:十勝自然保護協会)
○北アルプス双六岳付近の周氷河環境(高橋伸幸:北海学園大学)
○房総の谷 ―その地形と侵食プロセス―(戸田真夏:青山学院大学)
[セッションⅣ 座長:長谷川裕彦]
○1823年に来日したドイツ人シーボルト著作『日本』付図「蝦夷全図」の解説(高澤光雄:登山家研究分科会、文学・芸術分科会)
○東講商人鑑に登場する山(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
○知身貴亭眺望西北図に見られる江戸末期の山林景観(小山泰弘:長野県林業総合センター)
○江戸時代の富士登山実録 ~2冊の登山記から~(井上卓哉:富士山かぐや姫ミュージアム学芸員)
[ショートスピーチ 座長:戸田真夏]
○ユネスコエコパークとは何か(横山秀司:地理・地名分科会、九州産業大学大学院)
○槍ヶ岳登山者の実態および登山に関する意識調査 ―槍ヶ岳でのアンケート調査から(4)―(後藤慎吾:常葉大学)
○丹沢山地 ―その文化的一考察―(砂田定夫:登山史分科会)
○鷲子山山上神社の夏祭り(酒井國光:山岳地域研究分科会)
○山の文献資料のひとつとして ―山岳マンガを読む(中岡久:文献分科会)
○賽の河原の小さな石積み ―山岳文化の啓蒙活動の一例として―(谷田川武:文献分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 司会:中島智舟]
○山の文学と芸術 主管:文学・芸術分科会
*シンポジウムの主旨説明(込田伸夫:文学・芸術分科会)
*山の詩歌・俳句について(筒井照代:文学・芸術分科会)
*山の歌(石丸一夫:文学・芸術分科会
*「山岳文学」を考える(中村誠:文学・芸術分科会、愛知県立高等学校元教諭)
*山の写真 ―その系譜と今後(谷田川武:日本山岳写真協会、山岳写真の会「白い峰」、文献分科会)
*山の木版画家と木版画製作過程(杉山修:木版画家、日本山岳画協会)
*シンポジウムのまとめ(酒井國光:文学・芸術分科会)
展示発表
○山・峠の図絵(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)