2024年 第21回日本山岳文化学会大会
日時:2024年11月16日(土)9時~18時
場所:東京慈恵会医科大学2号館1001会議室(予定)
内容:
①1日のみの開催とし、一般口演・ショートスピーチ・招請講演を行います。
②発表は一般口演16題・ショートスピーチ6題以内とし、発表者は会員のみとします。
③出席者の人数制限は行いません。また、Zoom利用によるオンライン配信を行います。
④会場は換気のある部屋を使用し、受付の際に消毒を行います。
一般口演及びショートスピーチの演題募集要領
◎一般口演及びショートスピーチの内容
一般口演は、人文、社会、環境、自然科学などのあらゆる分野にわたり、科学的見地に立った山岳全般に関連する諸問題の学問的解明、分析、研究の成果発表とします。
ショートスピーチは、計画段階における研究テーマの紹介や話題提供とします。具体的な項目は次のとおりです。
Ⅰ 山の人文:
宗教、歴史、民俗、哲学、文学、地名、芸術、文献、登山史、登山家
Ⅱ 山の自然:
地形、地質、気象、雪氷、氷河、動植物、自然保護、環境
Ⅲ 登山行動と登山者:
①医学、生理学、高所医学、体力科学、トレーニング
②登山技術、装備、レスキュー、スキー
③遭難、事故と法律
④観光登山、バリアフリーと登山、山岳アドベンチャー
Ⅳ 山岳地域研究:
日本および世界
◎一般口演及びショートスピーチの申し込み手続き
申し込み締切日:2024年8月31日(土)必着【先着順】
大会担当常務理事宛にメールで演題等概要をお知らせください(郵送でも可とします)。内容によっては、一般口演、またはショートスピーチに配分させていただきます。
プログラム
[セッションⅠ 座長:横山秀司]
〇毛勝三山猫又谷の氷河地形および能登半島地震により生じた雪面変化(小久保裕介:自然保護・環境保全分科会)
〇ヒマラヤの高さから見る山岳国・日本 ― 羽田―関西間を例に ―(中島智舟:地理・地名分科会)
〇関西における女子生徒による学校登山のはじまり(赤坂美月:神戸学院大学)
〇「低山歩き」は新たな登山のブームとなるか?(野村 仁:地理・地名分科会)
[セッションⅡ 座長:中島智舟]
〇スイス軍用ピッケルに関する一考察(諏訪部 豊:ウッドシャフトピッケル研究分科会)
〇山岳文学を読む:松永K三蔵『バリ山行』(平田清志:文学・芸術分科会)
〇松本清張の洞察力と吉田二郎のその後(中岡 久:文献分科会)
〇「八甲田山雪中行軍遭難事件」を巡って(その2)(伊東 満)
[招請講演 座長:中岡 久]
演題:『用具と技術の変遷による日本登山の進展-1965年以降』
須田義信(第二次RCC代表)
[セッションⅢ 座長:込田伸夫]
〇甲斐国早川入地域における山の道の維持(高野宏峰:中央大学大学院文学研究科)
〇坂上田村麻呂に関連する信仰の山・嶺(森山安次:山岳宗教・民俗分科会)
〇我が郷土の山・筑波山(その1)(酒井國光:山岳地域研究分科会)
〇「スリ・パーダ(アダムス・ピーク)」、2243m、スリランカ(黒田洋一郎:日本山岳会会員)
[セッションⅣ 座長:後藤慎吾]
〇なぜ登山を学ぼうと思ったのか―2023年度東京都山岳連盟雪山教室参加者アンケートより-(福井英次郎:遭難分科会)
〇無雪期登山道下山中の転倒滑落停止技術の開発 2(中川和道:神戸大学)
〇キルギスの高山植物(谷田川 武:日本高山植物保護協会)
[ショートスピーチ 座長:菅澤雄大]
〇山岳遭難に関する国内研究の動向(後藤慎吾:常葉大学)
〇Geoトレッキングの試み-平尾台の実施例(横山秀司:自然保護・環境保全分科会)