第11回大会(2013年度)
会期 2013年11月16日(土)8:55~18:00、17日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長 野口いづみ
第1日目のプログラム
[セッションⅠ 座長:込田伸夫]
○先駆者たちの交友をめぐって -小島烏水と岡野金次郎の場合(砂田定夫・登山史分科会)
○死せる大島は、生ける今西を走らせたか(山森欣一・登山家研究分科会)
○大正4年槍ヶ岳に本邦女性として初登頂した内藤千代子のこと(佐々木誉実・登山史分科会)
○山岳文学を読む:北杜夫『白きたおやかな峰』(平田清志・文学・芸術分科会)
[セッションⅡ 座長:小野寺斉]
○世界の山名考(2)世界の聖山の呼び方 -その1:チュモランマ(黒田洋一郎)
○伊藤秀五郎詩集『山の風物詩』が作曲家・中原健二によって作曲される(高澤光雄・文学・芸術分科会)
○現代中国における「終南山」への憧れと実践(松山峰子・木更津高専非常勤講師)
○山に関連する清酒銘柄(森山安治・山岳宗教・民俗分科会)
[招請講演 座長:野口いづみ]
山地で虫刺されとマダニの被害を防ぐ(秦 和寿・日本有害生物研究会)
[セッションⅢ 座長:野村 仁]
○世界遺産・富士山へのICOMOSの勧告について(横山秀司・九州産業大学)
○信濃川支流、中津川中流域の地形発達(長谷川裕彦・自然・環境保護分科会)
○模倣ピッケル一考察(諏訪部豊・ウッドシャフトピッケル研究分科会)
○第三者山岳遭難事故調査法の開発について(青山千彰・関西大学/IMSRJ)
[セッションⅣ 座長:佐々木明彦]
○我国の美しい自然を守り、竜巻、雷雨、猛暑など避けるため、原発問題を考える(中村純二・東京大学名誉教授)
○房総・鋸山の石切場跡と登山事情(中島智舟・地理・地名分科会)
○古墳時代に見る石材加工について(近藤庄司・地理・地名分科会)
○山での虫刺され5例について(野口いづみ・山岳医学医療分科会)
[ショートスピーチ 座長:中島智舟]
○雨引山楽法寺「マダラ鬼神祭」(酒井國光・山岳地域研究分科会)
○「富士講」開祖とされる「角行」について(長谷川洋・聖徳大学附属小学校教諭)
○山岳文献図書の調査・収集について(中岡 久・文献分科会)
第2日目のプログラム
[シンポジウム 座長:浜口欣一]
○山での体と心 主管:山岳医学医療分科会
*山を想う心-槍ヶ岳でのアンケートから-(斎藤三郎・山岳医学医療分科会)
*トレイルランニングの現況と問題点(野田寿恵・国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)
*登山時の疲労対策ーサポートタイツの効果ー(油井直子・聖マリアンナ医科大学スポーツ医学講座)
*山でのケガー実例から見る対処法ー(野口いづみ・山岳医学医療分科会)
*山は身も心も豊にする(大野秀樹・杏林大学医学部衛生学公衆衛生学教室)
展示発表
○清酒の山名銘柄
○故・羽田栄治氏遺作「遭難報道写真」