第09回大会(2011年度)

会期 2011年11月26日(土)8:55~18:10、28日(日)9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・小疇 尚

第1日目プログラム
[セッションⅠ 座長:中岡 久]
○登山家の顕彰碑について(砂田定夫・登山史分科会)
○昭和の時代 ―新聞は登山をどう伝えたか―(佐々木誉実・登山史分科会)
○山岳文学を読む ―ジェフリー・アーチャー『遥かなる未踏峰』―(平田清志・文学+芸術分科会)
○天明噴火の絵図・文献による、浅間山より南東地域の被害・復旧について(森山安次・山岳宗教・民俗分科会)

[セッションⅡ 座長:込田伸夫]
○日本の山道・欧米のトレイル ―登山道保全の地理的背景―(小疇 尚・自然・環境保護分科会)
○日本の高山帯における登山道侵食と地形環境との関係(長谷川裕彦・明治大学)
○白馬岳高山帯において発生した山火事が地表環境へ及ぼす影響(佐々木明彦・信州大学)
○山の風穴利用 ―過去・現在・未来―(清水長正・防災地形コンサルタント、山川信之・芝浦工大中高)

[招請講演 座長:酒井國光]
富士山頂高所科学研究拠点の設立を目指して(浅野勝己・筑波大学名誉教授)

[セッションⅢ 座長:小野寺斉]
○比叡山の「自然学」・1 ―山麓の「自然学」―(塚本珪一・自然・環境保護分科会)
○西丹沢同角沢の遡行図と実測縦断面図との比較(戸田真夏・青山学院大学)
○地域研究『茨城県の山』(酒井國光・山岳地域研究分科会)
○ウクライナ・ポーランドの山と森(中村純二・東大山の会)

[セッションⅣ 座長:中島智舟]
○長野県大町高等学校における学校登山に関する考察(太田和利・大町高等学校)
○Risk Mapを用いた山岳遭難リスクの検討(青山千彰・遭難分科会)
○ハイキングレスキュー机上講習の新しい試み ―ワークショップ方式の導入―(秋田 誠・滋賀県勤労者山岳連盟救助隊)
○ウッドシャフトピッケルの歴史 ―その文献からみた通史―(小澤観一・ウッドシャフトピッケル研究分科会)

[ショートスピーチ 座長:野村 仁]
○高度が味覚へ及ぼす影響 ―富士山における味覚感度調査―(野口いづみ・鶴見大学)
○認定山岳医研修を受講して(油井直子・聖マリアンナ医科大学)
○「規格外」の三角点標石ならびにその調達について(中島智舟・地理・地名分科会)
○「全国の山岳地域にみる自然・環境問題に関する情報収集・整理」についての中間報告(松尾 宏・自然・環境保護分科会)
○日本ヒマラヤ登山通史(仮称)のまとめ(山森欣一・ヒマラヤ登山分科会)
○山の抒情歌と青春歌謡曲(中岡 久・文献分科会)

第2日目のプログラム
[シンポジウム 座長:松尾 宏]
○山地の自然環境を守る  主管:自然・環境保護分科会
*シンポジウムの目的(座長)
*ヒマラヤ・エヴェレスト街道の環境保全(谷地 隆・自然・環境保護分科会)
*ヒマラヤの気候環境を生かした農業生産―カリガンダキ川上流域の例―(中村圭三・敬愛大学)
*オーストリア・アルプスにおける山岳景観の保全(横山秀司・九州産業大学)
*山小屋における自然エネルギー利用(森 武昭・神奈川工科大学)
*北海道・然別湖周辺の永久凍土環境と自然保護・環境教育(澤田結基・福山市立大学)
*シンポジウムのまとめ(座長)