第05回大会(2007年度)

会期 2007年11月24日(土) 9:00~17:40、25日(日) 9:00~12:00
会場 東京慈恵会医科大学・高木2号館南講堂
実行委員長・西本武志

第1日目プログラム
[セッション1 座長:小澤観一]
○アンナプルナ内院における環境調査報告 (敬愛大学国際学部・谷地隆)
○中国、四川省稲城の観光開発-亜丁風景名勝区の閉鎖に関わって- (和光大学現代人間学部身体環境共生学科・小林正典)
○山岳風景要素としての砂防堰堤とその活用-日光山中の石積み堰堤を例として- (株・日水コン・松尾宏)

[セッション2 座長:佐々木誉実]
○森幸安が描いた地図に観る町方衆の登拝活動(その2) (山岳宗教・民俗、地理・地名分科会・森山安次)
○山の発禁本をめぐって (登山史分科会・西本武志)
○社会人山岳会会報-ケルンと岳人たち- (文献分科会・中岡久)

[セッション3 座長:林昭雄]
○ギリシアの山々:神話と歴史 (神奈川工科大学・込田伸夫)
○北アルプス・唐沢岳幕岩初登攀史 (山岳地域研究[国内]分科会・山森欣一)
○車いす富士登山エクスペディション1977-1979 (神奈川県総合リハビリテーションセンター・國見ゆみ子)

[招請講演 座長:大森薫雄]
○東ヨーロッパのハイマツ帯 (明治大学名誉教授・小疇尚)

[セッション4 座長:中岡久]
○櫛形山における自然環境の現状と植生復元の課題 (東京農業大学地域環境科学部・栗田和弥)
○石鎚山系の自然と生物の概要について (面河山岳博物館・岡山健仁)
○里山の風景(白山、立山周辺の北陸の里山案内)について-信仰と山城を歩く- (桶川和気夫)
○白山信仰と文化遺産 (富士講・富士塚研究分科会・石森長博)

[セッション5 座長:砂田定夫]
○戦後ピッケルの雄「モデルRCC」 (ウッドシャフトピッケル研究分科会・諏訪部豊)
○欧米における山岳遭難の現状とレスキュー活動の実態について (遭難分科会・青山千彰)
○ヒマラヤにおける日本登山隊の死亡事故について (ヒマラヤ登山分科会・伊東満)
○遠征前の低圧室を用いた取り組みについて (東海大学K2登山隊2006副隊長・笹尾玄)
○これからのエベレスト登山 (秋田労災病院・上小牧憲寛)

第2日目プログラム
[シンポジウム 座長:西本武志]
○大正13年 雪の槍ヶ岳山巓からカメラを廻した男  -伊藤孝一の足跡-
※コーディネーター:佐々木誉実
◎記録映画「雪の薬師・槍越え」
1.伊藤孝一が挑んだ当時の天候を推定する (遭難分科会・城所邦夫)
2.伊藤孝一の残したフィルム発見と編集上のエピソード (文学+芸術分科会・羽田栄治)
3.山岳文献にみる伊藤孝一の活動 (文献分科会・植木知司)
4.登山史上における伊藤孝一の足跡 (登山史分科会・小澤観一)
5.積雪期・黒部川横断史にふれて (山岳地域研究分科会・酒井國光)